中国メディア・騰訊網は17日、日本の大学と中国の大学ではキャンパスライフが全く異なることを紹介する記事を掲載した。

 記事は日本の大学生の日常生活は中国の大学生と大きく異なる点が多々あり、中には中国人から見て驚きを覚えるものもあるとした上で、日本と中国の大学で異なる部分を紹介している。

 まずは、新年度の開始時期について取り上げ、中国が9月1日に始まるのに対し、日本は4月にスタートすると紹介。日本では4月が特別な月とされ、学校だけではなく行政や会計の年度も4月に始まるのだと伝えた。

 次に、中国の大学生の大部分は学校内の宿舎で生活するのに対し、日本の大学生は基本的に自宅通学または大学の外に自分で住居を借りて生活すると説明。日本の大学に宿舎が少ないのは、中国のように広大な土地が確保できないからだとしている。また、宿舎生活が基本である中国の大学では敷地内に朝食から夕食まで営業する食堂や、スーパーマーケット、銀行、カフェ、理髪店、映画館などありとあらゆる商業施設が入居しており、一つの街が形成されているのに対し、日本のキャンパスにはこのような「街」は存在しないと紹介した。

 さらに、授業が始まる時間も中国と日本では異なり、通学生がほどんどな日本では1限目が午前9時に始まるのに対し、中国では8時スタートが基本で、新入生は7時に運動場に集合して研修を受けることもあると説明。このほか、中国では学級制が採用されており、人間関係はクラスメイトと宿舎のルームメイトでほぼ固定される一方、日本の大学は学級制を採用しておらず、基本的に各自で行動するため、社交的な人は多くの人と知り合えるものの、消極的な人はなかなか友だちができないとした。

 また、日本には学級がない代わりに、同じ指導教員のもとで10~20人の学生が研究発表や討論を行うゼミ制度があり、ゼミに入ることによって固定の友人のほか、上級生とも仲良くなれる機会があると伝えている。

 記事は最後に、日本の大学と中国の大学における最大の区別は「自由度」であると指摘。自己管理が十分できる学生であれば、日本の大学は自らを高め、有意義な時間を過ごす絶好の機会となる一方で、自己管理力が低い場合には卒業することさえ難しくなると評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)