中国のポータルサイト・百度に14日、「日本の高齢者は中国よりも自立しているというが、実際はそんなに簡単な話ではない」とする記事が掲載された。

 記事は、日本の高齢者と中国の高齢者では「得られる生活体験が全く異なる」とし、日本では高齢者が小さな店を開いたり、旅行に出かけたりし、中国のように公園などで大勢集まって「広場ダンス」を踊るような光景は見られないと紹介。日本の高齢者は非常に自立した素晴らしい老後生活を送っているような印象を覚えるとする一方で「しかしそれは表象に過ぎないのである」とした。

 そして、少子化とともに急速に進行している日本の高齢化は、様々な問題をもたらしていると指摘。まず、定年退職の年齢がどんどん引き上げられているとし、中国であればとうに退職して年金生活を享受できる年齢の人たちが日本ではなおも仕事をしており、働かなければ生活していけないのだと説明するとともに、日本の街にはスーツに革靴という格好の高齢者をしばしば見かけると伝えている。

 また、高齢者の孤独化も大きな問題となっており、一部の高齢者が店を開くのも単に生活のためだけではなく、孤独で寂しい老後生活を避けるためでもあるのだと紹介した。そして、その背景には「日本では子どもが成人して家庭を持つようになると親と別居して関係が希薄となり、中国のように高齢者が日常的に孫の世話を見るというケースが少ない」ことがあるとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)