中国のポータルサイト・百度に14日、「日本人は他人に迷惑をかけたくないがために、会社に遅刻しないだけでなく、早く行き過ぎもしない」とする記事が掲載された。

 記事は、日本人の社会ルールに「他人に迷惑や面倒をかけない」ということがあり、それゆえ日本人は「すみません、ご迷惑をおかけしました」、「ご面倒をかけました」といった言葉を頻繁に口にすると紹介。「他人に迷惑をかけない」精神は日本のありとあらゆるシーンで見られ、例えば公共の場にて大声を出すのを控えたり、電話をする際に小声で話したりといった配慮がなされると伝えた。

 また、仕事の場においても他人に迷惑をかけないことが徹底されており、出勤時間からもその精神が垣間見えると指摘。遅刻をしないのはもちろんのこと、早く来すぎるのもあまり歓迎されないため、日本の会社では「5分前出勤」がベストされていると紹介した。そして、あまり早く会社に来すぎると「あいつは意欲がある」、「他人より努力している」と上司などから注目され、「それに引き換えほかの社員は・・・」という流れになって同僚に迷惑をかけることになる、というのがその理由だと説明している。

 さらに、公共の場だけでなく、日本では親しい人どうしでも相手の迷惑になったり、負担になったりすることを避ける傾向があると紹介。中国では友だちが入院した際には、見舞い品を持って病室を訪れて「あなただからこそわざわざ見舞いに来た」ことをアピールし、いかに相手を大切に考えているかを示すのに対し、日本人は気を使わせないようにとメールでお見舞いの言葉を送信するにとどめる、あるいは見舞いに行くにしても「たまたま近くを通ったので」と偶然を装うといった行動をとるのだと伝えた。

 記事は、公共の場や会社内、そして親しい間柄でも相手の迷惑にならないよう配慮する日本人の習慣について「いささかやりすぎだと感じる人も少なくない」としている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)