コロナ禍で様々な業界が深刻なダメージを受ける中、中国市場における日本車販売の勢いには目を見張るものがあった。9月、トヨタ、ホンダなどが中国での販売が復調傾向となった。一方、中国系の自動車企業の販売台数は振るわない。

 中国メディア百度は、「なぜ、日本ではこれほど質の高い自動車を次々と開発できるのか」と問いかけ、その背景を分析している。記事は、「日本はそもそも小資源国。こうした一見すると不利に見える状況下で、優れた製品の開発している理由は、まさに不利な状況を逆手にとっているからだ」と述べている。どういう意味か。

 記事は「小資源国である日本では、まず小型車の開発を行い、市場で日本製の車を広めた。資源に限りがあるからこそ、低燃費で故障の少ない車の開発がどうしても必要であり、市場で欧米の自動車に勝つためには欧米社以上の耐久性が必要だった。結果、”故障が少なく、燃費のいい日本車”というイメージは定着し、欧米車と対等に戦えるようになった」と分析している。

 さらに、「結果、現在トヨタ自動車は優れた技術開発力と、独自の生産方式を兼ね備えている」とまとめている。中国メディアは最後に、「中国の自動車企業はどうすれば勝てるのか?」と問いかけ、「どう見ても、勝ち目はない」とまとめている。

 コロナ渦でも強さを見せる日本の製造業、記事はその強さの秘密を「開発力」にあると結論付けている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)