多くの中国人は、日本人の匠の精神を高く評価しているように、日本人の仕事ぶりは非常に厳格でまじめだと言えるだろう。中国人と仕事をした日本人のなかには、「中国人の仕事に対する感覚や概念」があまりに違っていて、もう中国人と仕事をしたくないという人もいるが、日本人と仕事をしたことのある中国人のなかにも「細かすぎる日本人とは仕事をしたくない」という人もいるほどだ。

 これはどちらが良い、悪いということではなく、日本人と中国人の仕事に対する考え方がそれだけ違っているということだ。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人や日本企業の特徴について紹介する記事を掲載した。日本人が仕事に対してどれだけストイックかを伝えている。

 記事は、日本企業には4つの特徴があると分析。その1つが「管理制度がよく整備されていること」だ。従業員は社長から平社員まで全員がきちんとルールを守ると感心している。2つ目は従業員の「仕事に対する態度」が違うと指摘。仕事が第一で、仕事こそ人生の本質また目的だと考えている日本人は、会社に自分を捧げていると分析している。この点、ほとんどの中国人は「仕事は仕事」と割り切っていて熱意に欠けるそうだ。

 3つ目は「従業員が帰属感を持てること」。新入社員が入れば歓迎会があり、退職者がいれば送別会を行うので「会社は家のようだ」と紹介した。大勢で集まってにぎやかにするのが好きな中国人には高く評価されているようである。そして4つ目は、「コスト削減に厳しいこと」。コストのためには役員用の高級車さえ廃止してタクシーにすると紹介し、「資源が少ない国だからなのか、日本人はケチだ」と感想を伝えている。

 どの特徴も日本人の仕事に対する真面目さをよく反映していると言えるだろう。まじめなのは日本人の長所の1つではあるが、中国人にはまじめな働きぶりは厳しくてケチにさえ感じられるようだ。しかし、日本製品の質の高さはこうしたまじめな働きぶりのおかげであり、日本人特有のこの長所を失いたくないものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)