中国メディア・東方網は10日、かつて中国スーパーリーグのクラブに所属しながら実力を発揮できずに終わったケニア人選手が、日本のJリーグで得点王争いを独走するほどゴールを量産していると報じた。

 記事は、10日に行われたJ1リーグの試合で、柏レイソルがヴィッセル神戸に4-3で勝利し、柏のFWオルンガ選手が前半だけで2ゴールを挙げ、今シーズンのJ1で20得点突破第1号となったことを紹介。今季20試合出場で21得点と1試合平均1点以上のペースでゴールを量産し、得点ランキングでは2位に9ゴール差をつけて独走状態にあるとしたほか、柏が今季挙げた42得点のうち半分をオルンガ選手が稼いでいると伝えた。

 そして、オルンガ選手について「柏では水を得た魚の如く活躍し、チームの攻撃体系に完全に溶け込んでいる」と評するとともに、監督もオルンガ選手のフィジカル面の優位性を生かした合理的な戦術を採用していることがゴール量産につながっているとの考えを示した。

 その上で、オルンガ選手がかつて中国のクラブでプレーしていたことに言及し「チームメイトがしばしば彼のためにお膳立てをしてくれるという光景は、中国にいた時にはとても少なかった。それゆえ、スーパーリーグでは『バッタもん』という誤った認識をされてしまったのだ」と紹介。2017年に貴州智誠に移籍して活躍が期待されたものの、9試合の出場で2ゴールに留まったとし「チームがスーパーFWを使いこなせず、その然るべき実力を発揮させられなかったことは実に惜しむべきことだ」と評している。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)