中国のポータルサイト・百度に10日、「日本が中国への渡航禁止令を解除すれば、日本にメリットがもたらされる」とする記事が掲載された。

 記事は、日本政府が中国や韓国、オーストラリア、ベトナム、シンガポールなどの国・地域に対する渡航中止勧告を近いうちに解除する方針であると日本で報じられたことを紹介。早期のうちにこれが現実となれば「明らかにグッドニュースだ」とした。

 その上で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い世界159の国・地域への渡航中止勧告を出した日本政府が間もなく中国への渡航中止勧告を解除する意味について考察。まず「中国の衛生問題処理に対する評価の表れ」であるとし、世界で最も早い時期に感染が拡大した一方で、厳格なロックダウン措置によって国内の感染を早期のうちに封じ込め、その後も散発的な感染が起きているもののほぼ爆発的感染の再発の抑止に成功している中国の取り組みを認めたからこそ、他の多くの国に先立って渡航中止勧告の解除が検討されるのだとの考え方を示している。

 次に、実際に日本からの中国渡航が再開すれば、日本経済にとって大きなプラスになるとした。現在の日本経済にとっては自国の製品を中国に売る、中国製品を輸入する、といういずれの方向においても中国は非常に重要な存在であり、商人の往来再開は新型コロナで大きな打撃を受けた日本経済を回復させる大きなきっかけになると論じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)