中国のポータルサイト・百度に10日、今年の陸上男子100メートル走の世界トップ10を紹介し、日本人選手が2人選ばれた一方で、中国選手は1人も圏内に入れていないとする記事が掲載された。

 記事は、10月に入って世界の陸上トラック競技のシーズンは基本的に終了し、各国の選手たちは来年の東京五輪に向けてのトレーニングに力を入れ始めているとした上で、新型コロナウイルス感染拡大という非常事態に見舞われる中、数少ない大会で好成績を出したトップ10選手を紹介した。

 そして、9位タイには8月1日に山梨県で行われた大会で10秒04を出した日本の桐生祥秀選手が、8位には同29日に福井県で行われた大会で桐生選手より100分の1秒早い10秒03でゴールしたケンブリッジ飛鳥選手がそれぞれ入ったことを伝えている。

 なお、今季1位のタイムを出したのは米国のマイケル・ノーマン選手で7月に9秒86を記録。トップ10のうち上位4人が9秒台のタイムだ。

 記事は、アジア出身選手で初めて10秒を切り、2018年に9秒91のアジアタイ記録を出した蘇炳添選手、やはり18年に9秒97を出した謝震業選手の中国2大トップ選手はいずれも今季のトップ10に入れなかったと紹介。一方で、日本勢については新型コロナの混乱の中でも比較的高い水準を維持していると評した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)