10月1日は中国の建国記念日にあたる「国慶節」にあたり、国慶節の前後は長期の連休となる。今年は新型コロナウイルスの影響で国外旅行はできないため、国内旅行を楽しんだ中国人が多かったが、中国国内を旅行したことで「日本旅行との違い」を実感させられた人がいたようだ。

 中国メディアの快資訊はこのほど、日本を旅行した際はホテルのチェックアウト時に部屋の「検査」をされることは一切なかったのに、中国ではなぜ必ず部屋の検査が行われるのかと問いかける記事を掲載した。

 昨年まで日本は中国人の間で休暇を過ごす場所として人気を集めていたのは周知の事実であり、日本で受けられるサービスの質に心から満足する中国人は多かった。それだけに、今年の「中国国内で過ごすことになった休暇」と「過去の日本旅行」を比較してしまう中国人は少なくなかったようだ。

 記事は、日本と中国の宿泊施設に見られる大きな違いの1つは、チェックアウト時の部屋の検査の有無だと紹介。中国ではホテル等に宿泊する際にはまず宿泊料金とは別に「デポジット(保証金)」を預けるのが一般的で、チェックアウト時には必ず従業員による部屋の検査が行われ、備品の破損などがないかどうかを確認する作業が行われる。そして、問題がなければ初めてデポジットが返金されるのが習慣となっている。

 こうした部屋のチェックは中国では一般的な制度だが、日本での快適な旅行を体験したことのある中国人にとっては「部屋の検査は信用されていないようで、不快に感じる」と不満をこぼした。そして、日本の宿泊施設で退室時の検査が行われないのは、「日本人の民度が高く、誰も部屋の備品を壊さないからに他ならない」と強調した。新型コロナの影響で中国国内を旅行することになったことが思いがけずも中国人と日本人の民度の差を浮き彫りにしたようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)