中国のポータルサイト・百度に8日、中国で毎年行われている「今年の漢字」の選定が、実はもともと日本が最初に始めたものだったとする記事が掲載された。

 記事は、その一年を象徴する漢字一文字を選ぶ「今年の漢字」イベントについて、今では日本、中国、韓国、マレーシア、シンガポールなど漢字を用いる国や地域、さらには欧米の漢字愛好者の間でもで盛んに行われており、それぞれ現地の世相を反映した漢字が選ばれていると紹介した。

 そして、このイベントは実は日本が1995年に初めて実施し、日本ではすでに25年の歴史を持つのだと説明。一方で、中国では日本より10年ほど遅い2006年に同様のイベントが行われるようになり、マレーシアやシンガポールは10年ほど前から活動を始めたと伝えている。

 その上で、「今年の漢字」の発表は日本ではもはや非常に知名度の高い漢字関連イベントになっているとしたほか、日本では漢字検定試験や漢字をテーマにしたバラエティ番組、漢字博物館の創設など、「漢字を発明した中国人でも思いが及ばないような様々なことが、日本では実践されているのである」と紹介した。

 一方で、中国で行われている「今年の漢字」イベントは日本のように全国的な盛り上がりを見せるには至っておらず、毎年どんな漢字が選ばれたかを知っている人も決して多くないと指摘。知名度を高めるためには、書道の名手と称されているアンディ・ラウさんなど芸能界のスターを招いて文字を書いてもらうといった演出が必要かもしれないとした。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)