日本に対する蔑称として「小日本」という呼び方があるとおり、国土や人口などで「中国は日本よりも大国」であると自負する中国人は少なくない。それゆえ、日中間の歴史を振り返ったときに「中国が小日本に攻め込まれたことは納得がいかない」と感じる中国人は多いようだ。

 中国のQ&Aサイトの知乎にこのほど、「小国に過ぎない日本はなぜ中国に攻め込むことができたのか」と問いかけるスレッドが立ち上げられ、中国人ネットユーザーから様々なコメントが寄せられた。

 スレッドを立ち上げた中国人ネットユーザーが「小国に過ぎない日本」と主張していたことについて、別のユーザーからは「まず日本を小国と見なすのが間違っている」という指摘があり、「中国と比較すれば日本の国土は確かに小さいが、日本より国土面積の小さな国は世界にたくさんある」という意見があった。また「日本の領海と排他的経済水域を合わせた面積は世界6位だぞ」とするコメントが寄せられた。

 また、「国力を国土の大きさや人口でしか計れないから、攻め込まれるんだ」という意見があり、「国力は国土の広さではなく、技術力や工業化の水準で見るべき」というコメントも見られたほか、日中戦争が勃発した1937年当時、「日本の工業力は中国を大きく上回っていた」との指摘もあった。

 さらに、現在でも東京とその周辺都市を独立した経済圏として見た場合、東京都市圏だけでも「GDPで世界第17位に相当する経済力を持っている」とする意見もあり、日本は決して過小評価できない国であるとの見方が多かった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)