日本では会社を退職するにあたって必要になる作業の1つに「引き継ぎ」がある。転職や退職の経験のあるビジネスパーソンならば、引き続きをした経験はあるだろう。日本企業で働いたことのある中国人からすると、「日本企業は退職するのも面倒」に感じられるようだ。

 中国メディアの百家号は6日、中国社会とは異なり、日本社会では責任感を持って仕事の引き継ぎを行うと伝える一方、「日本では会社を退職するのも一苦労だ」と論じる記事を掲載した。

 中国では外資企業でない限り、仕事を辞めたり、転職したりするのは非常に「簡単」なことのようで、退職の意思すら告げずに出勤しなくなるケースすらあるほどだ。一方で記事は「日本では仕事を辞めるのは非常に骨の折れること」だと指摘し、中国人にとって「とても面倒くさい」作業も多いと強調、その作業の1つに「引き継ぎ」があると指摘した。

 続けて、「引き継ぎ」とは何か知らない中国の読者に向けて、「これまで自分が担当していた仕事を後任のスタッフにスムーズに引き渡す作業」だと紹介、そのためには自分の具体的な仕事内容を資料にまとめる必要があると説明した。

 さらに、資料をまとめる以外にも、後任のスタッフが仕事内容を覚えられるよう引き継ぎを「完了させる」必要もあると強調し、日本企業では「退職するにも面倒な作業が多々ある」のが現状であり、中国人にとっては面倒くさいと感じられると指摘する一方で、「引き継ぎ」を行うことで人材の離職に影響されず、業務を「高効率」で続けられるようになるのはメリットだと論じた。

 記事は、日本社会では「会社を退職する場合は自分自身のことだけでなく、退職後のことも考えて入念に引き継ぎを行う必要がある」ことを指摘、これは日本人の責任感でもあるとの見方を示し、「日本企業では退職するのも一苦労なのだ」と伝えた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)