日本の道路はアスファルト舗装が多く、国土交通省の道路統計年報によると、90%を超えるほどだという。この点、中国もアスファルト舗装が大半となっているが、同じアスファルト舗装でも日中には大きな違いがあるようだ。中国メディアの百家号は5日、日本の道路は舗装したばかりのようにきれいだと称賛する記事を掲載した。

 記事はまず、日本人は何をするにも手を抜かない完璧主義者だと紹介。トイレが世界一きれいであることからもそれは分かると主張したうえで、道路もまた完璧であるため亀裂を見つけることすら困難だと称賛している。この点、「穴だらけ、ひびだらけ」の中国の舗装道路とは違うと比較しながら、なぜ違うのか分析している。

 記事によると、3つの理由が考えられるそうだ。1つ目は「中国が大きすぎること」。日本の約25倍の国土面積を持つ中国は、舗装道路も多すぎて維持管理にまで手が回らないという。しかし、日本は国土が小さいので道路建設できるところが限られており、メンテナンスが容易だと論じた。

 2つ目は、「道路建設の量が違うこと」。中国は国土の大きさから道路建設作業量が膨大で次々と新たな道路を建設する必要があるため、作りっぱなしになり管理や補修ができないという。そのため補修に手がかからないコンクリートも使用されていると伝えた。一方の日本は作業量が少ないので、道路を管理する時間と人的ゆとりがあるのだと主張した。

 3つ目は「日本は作業員の質が高いこと」。日本人は仕事に対して非常にまじめに取り組むうえ、「一人ひとりがエキスパートのよう」だと称賛。道路を管理する作業員も例外ではなく、機械を上手に操作できるため日本の舗装道路はいつもきれいなのではないかと推測している。

 実のところ、中国は国土面積が広いのは確かだが、人口も日本の11倍以上で人員は不足していないはずだ。舗装されてもすぐにでこぼこになる中国の道路は、やはり品質や建設技術の違いなど別のところに問題があるのではないだろうか。いずれにしろ、いつまでも新しく感じる日本の道路は中国人に羨ましがられているようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)