新型コロナウイルスのパンデミックが起きる前までは、日本を訪れる中国人旅行客の数は右肩上がりで増加していた。実際に日本を訪れ、日本人と接することによって、日本や日本人に対して良いイメージを抱くようになった中国人も多かったようだ。

 中国のネット上では日本に対する好意的な書き込みが多く見られるようになっていたのは事実だが、では中国人は日本社会や日本人のすべてを受け入れることができるようになったのだろうか。中国のQ&Aサイトの知乎にこのほど、「日本人や日本社会のどんな点が受け入れられないか」と疑問を投げかけるスレッドが立ち上がり、多くのネットユーザーたちが議論を交わしている。

 スレッドには多くの中国人からコメントが寄せられているが、ある中国人ネットユーザーから「日本人は常に自分たちのやり方が最も良いと考え、それを押し付けてくる」というコメントが寄せられていた。この中国人はどうやら中国に進出した日本企業で働いた経験があるようだが、そこで日本企業のやり方を押し付けられたのかもしれない。また、日本社会は「男性中心」であるのも受け入れられないというコメントがあった。中国は日本以上に男女平等が進んでいるがゆえに、中国人の目には日本社会は様々な場面で男性中心であると映るという。

 また、中国では他人の目や考え方は気にしない傾向にある人が多いため、日本人の全体主義や周りを気にする気質は受け入れ難く感じるようで、「日本人は常に周りの意見を気にしていて、常に自信がないように見える」、「自由な民主主義を謳っているが、実際の日本は集団主義の社会主義のようだ」という意見もあった。

 ほかにも、「日本人は本音と建前を使い分けるので、中国人同士の人間関係に比べて複雑である」こと、「何でもかんでもケチをつけるクレーマーが多い」ことなどが、日本人と付き合って行くうえで厄介なことであるとのコメントが見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)