中国のポータルサイト・百度に4日、「日本の学校で行われている牛乳給食が、どれだけすごいか」とする記事が掲載された。

 記事は、1945年に終戦を迎えた日本は満身創痍の状態で新しい時代を迎え、極度に物資が不足していたとする一方、日本政府は子どもたちの栄養保障を優先する決断を下し、小中学校で牛乳給食がスタートしたと紹介。当初は牛乳の供給源は米国などに依存しており、なおかつ脱脂粉乳だったとしている。

 そして、やがて日本は牛乳の大概依存から脱却すべく自国の牧畜業を大々的に発展させ、学校給食でも全て国産牛乳に移行する取り組みを進めたと説明。その結果、現在では日本の9割以上の小中学校で週5日、1日200ミリリットルの牛乳が提供されるようになったと伝えた。

 その上で、日本の牛乳給食を支える、牛乳の生産供給体制について言及。学校に牛乳を提供する業者は全国に約300あり、その大部分が中小企業であるとし、各業者は地域的な強み、コスト面での強みを生かして安定した製品供給を行い、児童・生徒向けとして厳しい基準をクリアすることにより業者の名声が高まるという好循環を生んでいると説明した。

 また、政府が原料乳の品質と安全を非常に重視しており、飼育場の建設から生産管理に至るまで一連のルールや制度がしっかり整備されていると紹介。給食に用いられる牛乳は100%生乳で、添加物を含まないこと、一定基準の加熱殺菌を行うこと、ビンまたは紙パックを容器として用い、ビニールパックは使わないことなどといったルールが存在することにより、子どもたちに安心安全な牛乳を提供できる体制が確保されているのだとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)