中国メディア・瀟湘日報は4日、新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領に対する日本人の一般的な感情について考察する記事を掲載した。

 記事は、トランプ大統領とメラニア夫人が新型コロナに感染したとの情報が流れると、日本でも驚きの声が沸き上がり、その影響は株式市場にまで及んだと紹介。菅義偉首相は3日にツイッターで日英両言語によるツイートを発し、米大統領夫妻の健康回復を祈ったと伝えた。

 そして、この件について日本のネット上で目立ったコメントとして、トランプ大統領の早期回復を願うもの、トランプ大統領が再任を果たして中国を抑えることをを願うものを挙げている。

 その上で、日本人が内心でトランプ大統領を好んでいる大きな理由について「中国に対して情け容赦ない圧力をかていること」を挙げ、日本社会では中国の海洋発展戦略が日本の安全保障に対して重大な脅威となっており、日本単独では中国を抑えきれない中で米国に力を借りることが非常に重要だと広く認識されていると解説した。

 また、中国経済の発展が日本経済の回復にとってメリットがあるとの認識も日本社会は持っているものの、国の安全に比べれば経済は二の次という考えであるとも説明。トランプ大統領が中国に圧力をかけると同時に太平洋やインド洋、南シナ海で中国の海上軍備を包囲していることに対し、「日本人は内心で米国の保護に感謝しているのだ」と論じている。

 記事はさらに、11月3日の米大統領選についても、バイデン氏率いる民主党は親中的色彩が強く、中国に譲歩する可能性が否めないことから、多くの日本人がトランプ大統領の再選を望んでいるとの見方も示した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)