中国人は日本人に比べて政治の話題を好む傾向にあり、他国の政治のほか、世界の政治についても興味や関心を抱いている中国人は少なくない。それだけに日本や韓国という近隣国の政治についての関心も高いと言えるだろう。

 日本と韓国の政治における共通点の1つとして「米国の同盟国」という点を挙げることができるが、中国のQ&Aサイトの知乎にこのほど、「日本と韓国の政治は実質的には米国が操っているという噂は本当か」と疑問を投げかけるスレッドが立ち上がり、多くのネットユーザーたちが議論を交わしている。

 これについて、中国人ネットユーザーからは「日本や韓国は米国の同盟国というよりも、新しい形の植民地のようなもの」だと主張するコメントが寄せられており、日本や韓国には非常に多くの米軍が駐留しているが、これは日韓を守るためというより、日韓を抑えつけて制御するためであると主張する意見が見られた。また、韓国軍の「戦時作戦統制権」は米軍が持つことを指摘し、「これは韓国にとって軍事面の主権がないことを意味し、軍事的な植民地のようなものだ」というコメントも見られた。

 また、日本では親中派の人物は首相になっても短命で終わるとし、これは米国の影響力によるものだと指摘するコメントもあったほか、「2012年に円と人民元の直接交換取引が始まると、香港の活動家が突然尖閣諸島(中国名:釣魚島)に上陸し、日中両国の対立が深刻化してしまったが、これも日中の接近を嫌った米国の差し金ではないかと思っている」という意見も見られた。

 そのほか、米国が制御できていない国なんて、世界を見渡しても中国やロシアをはじめ、数えるくらいしかないのが現状だというコメントもあり、日韓は世界中にある「米国に制御されている国のうちの1つに過ぎない」という声もあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)