今年8月、カレーの本場・インドに日本のカレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)」がオープンした。これには中国人も驚いているようで、中国メディアの百家号はこのほど、日本のカレー店がインド進出を果たしたと紹介する記事を掲載した。

 記事は、ココイチは世界各地に多数の店舗を出店していると紹介し、海外進出は初めてではないが、カレーの本場であるインドへの進出となると話は違うと指摘している。「本場への逆輸出」を意味するからであり、果たしてそれは成功するのだろうか。

 記事は、「一般的には成功しない」と主張し、これまで「本場」に挑戦して失敗した企業の事例は多いと指摘した。しかし、日本のカレーの場合はインドで成功する可能性が十分にあると記事は分析し、その理由として、日本のカレーは「インドのカレーとは全くの別もの」にまで発展しているためだと論じた。ある調査によると、日本人は「1年に79回もカレーを食べる」ほどのカレー好きだが、意欲的に改良に改良を重ねてきたと指摘。そのため、全くの別ものと思えばインド人にも受け入れられるかもしれないとしている。

 また、ココイチはもう1つのカレー大国・タイにすでに進出しており、多数出店して成功していることも自信につながっているようだと記事は紹介。このたびインドでは、中流層でにぎわうショッピングセンターに店を構えたため、日本の食文化は受け入れられやすいはずだと分析している。

 この「カレーハウスCoCo壱番屋」はインド初進出とあり、インドでの知名度は現時点では高くないと言えるだろう。これを機に日本のカレーの良さがインド人にも認められるのを期待したいものだ。中国では日本のカレーが非常に人気となっているので、インド人も本場のカレーと「別もの」と思えば、きっとそのおいしさを理解できることだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)