中国のポータルサイト・百度に1日、ネパールの観光地の商店に掲示されている中国語の客寄せの張り紙に、中国人は思わず笑ってしまうとする記事が掲載された。

 記事は、人数の多さと非常に強い消費力を持つ中国人観光客は、新型コロナウイルスが世界的な広がりを見せる前までは多くの国の観光地で歓迎されてきたと紹介。各国政府が中国人観光客に対するビザ優遇政策を講じていたほか、現地では多種多様な中国語の看板や張り紙で中国人観光客を招き寄せ、消費を促していたと伝えた。

 日本でも新型コロナの感染拡大以前は、大手の量販店をはじめとして中国人観光客を意識した中国の張り紙や販促資材が用意され、国慶節や春節など中国の祝祭日前後になると、中国なのではないかと思うほどの「祝賀ムード」が漂うところもあった。

 記事は、観光業が盛んなネパールでも同様に、中国人観光客を呼び込むための中国語で書かれた張り紙が各店舗に掲示されていたが、その内容があまりに「ネイティブ」なため、中国人観光客が「家に帰ってきた」感覚にすら陥るとした。

 そして、具体的には「出血大サービス」「在庫一掃セール」「さあ早く買ってちょうだい、いらないなら帰ってちょうだい」「寄ってらっしゃい見てらっしゃい、見るだけならお金はいらないよ」など、中国国内の商店でよく見られる宣伝文句が書かれていると紹介し、その様子を見た中国人観光客は捧腹絶倒せずにはいられなくなるのだと伝えた。

 さらに、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)は中国のもの」と書かれた張り紙さえ出している店があると紹介。現地の商人にとっては、ただ中国人観光客がやって来て買い物をしてほしいという思いだけかもしれないものの、「中国人にとっては実に満足な宣伝文句である」とした。そして一方で、張り紙を日本人観光客が見たらきっと激怒するだろうとしている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)