中国のポータルサイト・百度に1日、日本の高齢者の多くは「優雅に老いていくことが、老後の生活において素晴らしい選択だ」と考えているとする記事が掲載された。

 記事は、日本の生活上におけるさまざまな美学に触れてきた中で、最も印象深いのが日本の高齢者による晩年の生活方式だと紹介した。

 そして、大多数の日本の高齢者が「優雅に老いていけるならば、それは素晴らしい選択だ」と考えており、老いることを恐れたり、無理に抗ったりすることなく老いを自然に受け入れて残りの人生を楽しもうとしていると説明。人生の各段階は独特かつ貴重なものであり、青春時代にはその時代にしかない魅力があるのと同様に、老後にも老後ならではの美しい生き方があると考え、自分が何歳であろうと関係なく、目の前の生活を楽しむことにより、自ずと優雅な気品を帯びつつ老いていくことができるのだと伝えている。

 若いうちにできていたことが、歳を取るとどんどんできなくなっていく。それゆえに人は老いることに対して自ずと恐怖を持ち、何とかして抗おうとするのだ。記事は、老いという現象に対して「排斥する心を持つよりも、それを正面から受け止めて処理し、歳月を重ねる中で老いとの付き合い方を身に付けていく」という姿勢を持つことにより、老いてもなお生きがいのある質の高い日々を過ごすことができるのだと説明した。

 その上で、日本の多くの高齢者にとって晩年の生活は人生の「終わり」ではなく、新しい人生の始まりであり、新たな趣味を見つけたり、新しいことを学ぼうとしたり市ながら日々を過ごしているのだと紹介した。

 歳を取ってもなお、何か新しいことができるようになる、知らなかったことを知る、何かに真剣に取り組むことで目標達成を目指し実現する、という意識を持てるかどうかで、社会の第一線を退いた後の生き方は大きく変わりそうだ。日本だけでなく、中国にも毎日生き生きと過ごしているお年寄りはたくさんいるはずである。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)