日本と中国は、同じ東アジアに属し、海を隔てた隣同士の国とはいえ、言語のみならず多くの文化や習慣が異なっている。では日本人と中国人には一体どんな違いがあるのだろうか。中国メディアの今日頭条はこのほど、日本人と中国人それぞれに「欠けているもの」について分析する記事を掲載した。

 まず記事は、中国人に欠けている点として「高い基準と正確性」を挙げた。何をするにも「適当」で正確さに乏しく、高い品質のものを作る能力はあるのに、コストなどを考えて低い基準で満足してしまうのが中国人だという。この点、日本人は高い基準を固守しているので日本製品は品質が高く、サービスの質も高いと論じた。

 中国人に欠けているさらに別の点は「団結力」だという。中国人にとって会社の同僚は「チームメイト」ではなく「敵」であり、この点、チームの団結を重視する日本とは大きく異なると指摘している。これは、人口の多い中国は競争が激しいことと、みんなが「社長」になりたがる傾向が関係しているようだ。

 一方、日本人に欠けている点として記事は「責任感」だと分析。「日本病」ともいえる「責任逃れ」は日本人最大の弱点となっており、そのため日本企業は硬直化し、保守・内向の傾向になっているという。これは、日本企業をだんだん弱くしていると指摘した。

 また、「若者の力」も日本には欠けていると記事は指摘。「低欲望社会」に代表されるように、若者に活力がないのだという。その原因として、「バブル経済崩壊後に活力が失われた時代背景」のほか、「年功序列」のため若者には昇進の機会が少ないためだとしている。

 それで記事は、「日本人の思想は封鎖の境地」になっており、外国に興味がなく国際的な視野がどんどん失われていると説明。このため封鎖された社会が形成されていると主張した。しかし、中国人は「負けず嫌いの精神と広い視野」を持っていると記事は主張した。

 記事の分析の是非はともかくとして、日本と中国が異なっていることは確かであり、これはどちらが良い悪いという問題はないだろう。互いの良い点を認めて学ぶことが、さらなる国の発展につながるに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)