中国のポータルサイト・百度に9月30日、中国で日本向けの成人アニメグッズの製造、輸出に関わっていた高齢者の男が検察当局に起訴されたとする記事が掲載された。

 記事は、被告の男が上海市青浦区在住で、息子が日本で商売をしていたと紹介。日本で金儲けの方法を探していた息子はアニメ周辺製品、特に成人向けグッズの製造販売で大きな利益をあげられると考え、コストの割安な中国で生産して日本に輸入し、販売することを思いついたとした。

 そして、中国国内で印刷加工を手掛ける知人に商売を持ち掛け、グッズの生産と輸送を依頼したところ大きな売り上げがあり、注文が増加。日本にいる息子と中国の知人との間を取り持ち、スケジュールなどを調整する役割の人物が必要になったことで、息子は父親である被告の男にこの役割を依頼したと伝えている。

 その際、被告の男が「これは違法ではないよな」と確認したところ息子は「父さん、大丈夫だよ。日本で売るのは合法だから。国内で売るわけではないし、ちゃんと包装して輸出すれば問題ない」と安心させたという。息子の言葉を信じて「業務」に携わるようになった男だったが、今年6月28日に公安当局の家宅捜索を受け、知人とともに身柄を拘束された。現場では大量の成人向けアニメグッズが押収され、2人は先日わいせつ物品製造により利益を得ようとした疑いで同区検察院によって起訴されたとのことだ。

 記事は、白髪頭の被告の男が検察官に対して「日本では合法でも中国国内で製造、輸送するのは違法だと知らなかった」と涙を拭いながら語ったと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)