バブル経済崩壊後の日本は経済成長率が低く、「失われた20年」あるいは「失われた30年」とも言われるが、日本経済は本当に弱ってしまったのだろうか。中国メディアの百家号は28日、日本経済の実力について紹介する記事を掲載した。

 記事はまず、そもそも「日本経済は実際のところ低迷してはいない」と指摘。2つの理由を挙げている。その1つが「国民の生活水準が高いこと」だ。日本旅行に行ってみると、日本人は笑顔にあふれており、とても経済が20年も落ち込んだ国には見えなかったと主張、失われた20年というのは、経済成長のピーク時と比べて成長がゆっくりになっただけで、「失われた」という表現は大げさであると伝えた。

 2つ目は、「日本には中国が学ぶべき秘密兵器があること」。それは教育に力を入れた結果としての科学技術力だ。科学技術立国である日本には、イノベーションに強い企業が多く、ノーベル賞受賞者も多数輩出している。また、研究開発能力に優れ、産業の構造転換によりハイエンド製造業や環境保護も進んでいるほか、サービス業の質の高さも認められていると称賛している。

 日本と入れ替わるように急速な経済成長を遂げてきた中国では、日本を経済停滞している国と認識しているようだが、実は日本はゆっくりではあっても着実に発展を続けている。GDPで中国に追い越された今でも、まだまだ中国が見習うべき分野は多くあるようだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)