軽自動車は日本独自の規格であり、日本は軽自動車の割合が多い。2019年は日本の新車販売台数は約520万台で、そのうち約190万台が軽自動車だった。しかし、海外では軽自動車を見ることは珍しく、日系車の人気が高い中国でもそれは同じだ。中国メディアの百家号は26日、中国はどうして日本のように軽自動車が広まらないのか分析する記事を掲載した。

 記事はまず、「日本人は軽自動車が好き」というのは間違った固定概念だと紹介。中国では、日本では「実用主義」、「メンツにこだわらない」などの理由で軽自動車が普及していると理解されているが、「日本人も大きな車が好きだ」と主張した。なぜなら、「大きくて高級な車が嫌いな人はいない」からだという。だが、これは中国人筆者の勝手な思い込みだろう。

 それはともかく、なぜ日本ではこれほど軽自動車が普及したのだろうか。記事は、政府が政策により軽自動車を広めたわけではなく、「法律」により制限をかけたからだと分析している。人口密度の高い日本では、自動車の増加で駐車場不足と渋滞が問題化するのは目に見えている。そのため、自動車の購入に車庫証明を必要とする法律を作り、制限をかけたと分析。軽自動車は車庫証明の必要がないため、日本でこれだけ広まったと伝えた。

 記事は、日本のこの方法を高く評価し「中国も参考にできるかもしれない」と称賛している。中国では、国土面積が日本の25倍もあり、自動車保有台数は2億以下と日本の半分にも届かないにもかかわらず、自動車の増加は深刻な社会問題となっているからだ。

 しかし、最近では都市部などで軽自動車も車庫証明が必要となっており、記事の分析が的を射ているとはいいがたい。むしろ多くの人が軽自動車を選択する理由は税金が安いことにあるのではないだろうか。中国も日本のように軽自動車に税制面での優遇措置をとれば、軽自動車が普及するのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)