米国や中国の広大な国土にはエネルギー資源をはじめとする天然資源が豊富に存在する。日本は米中に比べて天然資源が極めて少ない国と言えるが、それでも経済規模は米中に次ぐ世界3位となっていることは、中国人からすれば驚きの事実なのだという。

 中国メディアの百家号はこのほど、資源に乏しい日本がこれほどまでの発展を遂げることができたのは「知識と技術」のおかげであり、それは「教育」を大切にしてきた基礎があるからこそだと論じる記事を掲載した。

 記事はまず、現代社会において経済を発展させるには高度な知識に基づく科学技術が必要不可欠であり、知識を普及させるための「教育」は極めて重要だと指摘した。

 さらに日本は「中国人の想像よりずっと早くから知識を普及させるための教育に取り組んできた国だ」と強調。なんと江戸時代の時点で40%という世界最高の識字率を誇った国こそが日本であると強調する一方、同じ時代の清の国では識字率はたったの3%しかなかったと指摘。また、江戸時代の日本には1万6000軒を越える寺子屋が存在したと紹介、こうした数字からも日本人がいかに教育を重視してきたかが良く分かると論じた。

 また、近年の日本は毎年のようにノーベル賞受賞者を輩出していることを指摘し、これも優れた教育という基礎があってこそだと強調。日本は天然資源に乏しい国であるうえに人口密度は高く、地震をはじめとする災害も多いとしながらも、教育を普及させたことで日本人は知識を獲得し、さらに日本人は得た知識を仕事や学問に活用するという良い循環が生まれたことで日本は発展してきたのだと指摘し、「日本の発展の事例は中国にとって大いなる啓発を与えてくれる」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)