訪日旅行の増加や民間交流などを通じて日本への理解が深まったことで、反日一辺倒だった中国人の日本や日本人に対する見方は近年大きく変化してきた。中国メディアの百家号は25日、「日本といえば何を思い浮かべるか」と題する記事を掲載した。

 記事の中国人筆者は個人的な意見として、思い浮かぶのは4つあると紹介している。その1つは「サッカーがアジア一」であることだ。アジアでサッカーが一流の国と言えば「日本、韓国、イラン、オーストラリア」の4カ国あり、なかでも「日本は群を抜いている」そうだ。日本は年代も性別も問わずサッカーの強い国だと称賛、「中国サッカーにとっては手の届かない存在」だと敬意を表している。

 2つ目は「中国を侵略した歴史」。中国人に与えた甚大な被害や苦痛を考えると、これは中国人として忘れることができないと言い切っている。3つ目は「経済が発展しており科学技術力が高いこと」。特にハイエンド製造業が強く、電子分野や自動車分野で際立っていると紹介している。

 4つ目は「危機意識が高いこと」を挙げた。防災に対する国民一人ひとりの意識が高いので、一般の家庭でも非常用備蓄があると伝えている。中国はこの点での意識が低く、おおらかな国民性のためか、いざという時でも何とかなると考えているのかもしれない。これはコロナ感染拡大を期に、ローリングストックを実践する家庭がより増えている日本とは大きな違いだ。

 記事の中国人筆者はあくまでも個人的な意見として述べているが、多くの中国人の見方を代表していると言えるだろう。日本に対するマイナスの印象もまだあるとはいえ、評価する点が多くなっており、日本への理解が深まってきているとも言える。むしろ、日本人の中国への理解のほうがまだ少ないかもしれない。互いを正しく理解し評価するためにも、相互理解を深めていきたいものである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)