ロボット工学や自動車産業など、多くの分野で世界をリードしている日本の科学技術。これらの技術の多くは民間企業が支えている。中国メディアの極客網は23日、日本企業の特徴について分析する記事を掲載した。成功している企業には科学技術関連の企業が多い特徴があるという。

 記事は、先月25日にリスクモンスターが発表した「金持ち企業ランキング」を紹介。これは、日本国内の企業を「現金保有量」により格付けしたものだという。このランキングによると1位は任天堂で、2位が信越化学工業、3位以降はSMC、キーエンス、ファナックと続いている。

 記事は、上位20位を見ると日本の「科学技術の強さ」を垣間見ることができると分析。一見すると科学技術とは無関係に見える会社もあるものの、上位20社のうち「ほとんどが科学技術関連企業」だと伝えている。例えば、信越化学工業は日本最大の化学企業で、塩ビ樹脂とウエハでは世界一のシェアであるほか、シリコンウエハーも製造していると紹介している。

 また記事は、少し前に日本経済新聞が日本ベンチャーキャピタル協会と協力して創業20年内の未上場企業181社について企業価値を推計したところ、上位20社の合計は113億ドル(約1兆1860億円)だったと紹介。このランキングでも「上位20社中18社が科学技術関連企業」だと指摘した。民間の宇宙ベンチャー企業や、石灰石を使った素材でプラスチックに代わる材料を開発している企業もあると伝えている。

 さらに記事は、日本は次世代の半導体製造技術「EUV(極端紫外線)」を重視しており、多くの企業が競い合っていると紹介。この分野でも日本企業は強いと伝えた。科学技術立国を目指してきた日本は、これまでも人類に影響を及ぼす発明を次々と開発してきた。この先を不安視する声もあるが、日本独自の視点と開発力で、科学技術のさらなる発展に期待したいところだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)