バブル経済後「失われた30年」を経験し、経済的には後退したかに見える日本。中国メディアの百度が、「日本は衰退している? いや、ある分野では今でも間違いなく世界一だ」と題する記事を掲載した。日本がアメリカをも凌駕している分野とは何か。

 記事は、「日本はバブル経済期にアメリカからの外圧により経済的に苦境に立たされた。多くの人が日本は経済的に衰退していると見ている。しかし、現実はそうではない」と述べている。どのような根拠でそのように述べているのか。

 まず記事は、「日本の経済規模はバブル経済後も引き続き堅調、依然としてアジア一繁栄している国であることは間違いない」と指摘。

 さらに記事は、中国の軍事評論家張召忠氏のコメントを紹介し「日本はある分野で世界一」と強調した。その分野とは「ハイテク分野」。自動車製造、光エレクトロニクス、通信などの分野では引き続き高い技術を有している。例えば、日本が戦闘機用エンジンXF91の開発にも成功したことを指摘。「エンジン性能は世界トップクラス。技術的にはアメリカを超えている」と述べている。

 さらに、日本は研究開発費総額の対GDP比率が世界一。企業関連の研究開発費も世界一。ハイテク分野の特許も世界の80%以上を占めている。こうした状況について張召忠氏は「日本は今でも恐ろしい技術革新力を持っている」と述べている。

 まとめとして、記事は「科学技術分野でアメリカを超えることは多くの国の目標だが、日本はアメリカからの外圧の下でもそれをしっかり成し遂げた。その背後にあるのは日本人の“匠の精神”であり、その精神に敬服せざるを得ない」と述べている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)