中国のポータルサイト・百度に21日、日本人、中国人、韓国人がそれぞれ好む数字、忌み嫌う数字について紹介する記事が掲載された。

 記事はまず、3カ国において縁起がいいと好まれる数字を紹介。韓国人は3を最も好むとし、その理由について民族の起源に関する伝説「檀君神話」の中で3という数字がしばしば登場するためであると説明した。

 そして、中国人は8という数字を非常に愛しているとし、こちらは8の発音がお金儲けを表す「発財」の「発」と近いことが理由だと解説。車のナンバープレートでも8の人気が高いほか、2008年の北京五輪でも現地時間の8月8日午後8時8分8秒に開幕するという「こだわり」ぶりを見せたと伝えた。

 さらに、日本人も中国人同様8を好むものの、その理由は発音ではなく「八」が末広がりを想起させるためであるとしたほか、西洋文化の影響を受けた日本では「旧約聖書」に由来する7という数字も縁起がいいとみなされるようになったと紹介している。

 一方で、好まれる数字が3カ国で微妙に異なるのに対し、忌み嫌われる数字はほぼ一致していると指摘。3カ国とも「死」の発音に近いことから4を極度に好む傾向があるとした。そのほかに、日本人は4と並んで9も「苦」を想起させることから敬遠されており、両方の発音を持つ「櫛(くし)」も縁起が悪いものとして扱われてきたとしている。

 記事は、数字に対する良いイメージと悪いイメージは日中韓の東アジア3カ国が持つ長い文明の歴史を表すものであると紹介。現在に至るまで、言葉に対して畏敬の念を抱き続けており、それぞれに「音が似ているために忌み嫌う」事例がたくさん存在するのだと伝えた。

 漢字文化圏として近い文化や習慣を持つ日中韓の3カ国だが、日本と中国で8を好む理由の違い、さらには日本で敬遠される9が中国では「久」(長続き)を想起させるとして好まれるといった事例からは、互いに微妙な文化的な違いを持っていることがうかがえる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)