中国のポータルサイト・百度に21日、アジアにおいて清潔な国とそうでない国について紹介する記事が掲載された。

 記事は、環境や衛生という話をするうえで「隣国である日本を挙げない訳にはいかない」とし、中国人が日本に対して持つ特殊な感情はさておき、日本は確かに世界でもトップクラスの衛生環境を持つ国の一つであり、中国が学ぶべき点も多くあると伝えた。その一方で「最も清潔なのは実は日本ではないのだ」として、シンガポールをアジアで最も清潔な国に挙げている。

 その上で、経済的に非常に発展しているシンガポールは環境保護にも大変力を入れており、ゴミをポイ捨てする、唾を吐くといった行為に対して多額の罰金や、重大な場合は禁錮のペナルティが設けられていると説明。このため、シンガポール人は環境や清潔を守る意識が非常に高くなっているのだとした。

 一方で、アジアで最も衛生環境が悪い国については「想定の範囲内だろう」とした上でインドを挙げている。記事は、インドが近年急速な経済発展を遂げてGDPで世界の上位に入っている一方で、農村地域はなおも深刻な貧困状態にあり、衛生環境も悪いと説明。インド人にとって母なる川であるガンジス川も、「これ以上汚くなりようがない」ほどに汚れてしまっていると伝えた。

 日本とシンガポールのどちらが清潔かという議論はさておき、どちらの国も国民の素養、民度というよりも環境保護のための法整備、ルール作りがしっかりしているからこそ清潔が保たれていると言えそうだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)