中国人にとって「メンツ」は大切な要素であり、日常生活において他人からどう思われているかというメンツを気にして生活している人は非常に多い。そんな中国人にとって、外国人からどのように評価されているのかも気になることのようで、中国のQ&Aサイトの知乎にこのほど、「日本人は中国人のことをどう見ているのか」と疑問を投げかけるスレッドが立ち上がり、多くのネットユーザーたちがコメントを寄せている。

 ある中国人ネットユーザーは、日本人と中国人が互いにどのような印象を抱いているかを調査した世論調査の結果を紹介し、「中国では日本人に対して良い印象を抱いている人が増加傾向にあるが、逆に日本では中国人に対して良くない印象を持っている人が多い」とコメントした。

 言論NPOが行った「第15回日中共同世論調査結果」によれば、日本に対して良い印象を持つ中国人の数は増加を続ける一方、「日本人の対中印象の改善のテンポは鈍く、2019年も84.7%と未だに8割を超える日本人が中国にマイナスの印象を抱いていた」という。

 また、日本での留学経験のあるという別の中国人ユーザーからは、日本留学中に日本人から「中国人は何でも食べるという話は本当か。人肉は食べたことがあるか」と尋ねられたことがあるとコメントした。中国の食文化は多種多様で、地域によってはさまざまな野生動物も食べられているのは事実だが、さすがに人肉はありえない話だ。

 さらに、日本人は「中国料理は美味だが、中国の食品の安全性には懸念を抱いている」と紹介するコメントが寄せられていた。中国国内でも食の安全性に対する人々の意識は高く、「自分で育てた野菜だ」、「自分の手作りだから安全だ」という言葉が効果的な「売り文句」となっている。

 そのほか、日本では中国に対して「大気汚染が深刻」、「人が多い」、「不衛生」、「安全ではない食べ物が多い」、「海賊品だらけ」、「中国製品は低品質」といった否定的なイメージを抱いている人が多いと伝え、これは日本と中国の交流がまだ不足していることや、中国に関する否定的な報道が多いためではないかというコメントもあった。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)