ジャイアントパンダは動物園の人気者だ。そしてまた、アニメやイラスト作品、公園の遊具など、見かけない日はないと言っても過言ではないほどパンダのイメージは日本社会の中に浸透している。日本人の「パンダ愛」の強さには、時として中国人も驚くようだ。中国メディア・網易は19日、日本人のパンダ愛について紹介する記事を掲載した。

 記事は、神戸市立王子動物園で飼育されているジャイアントパンダのタンタンが晩年を故郷で過ごすため、今年7月に中国へ帰国する予定となっていたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期となり、新たな日程が決まっていないと紹介。「タンタンが近いうちに中国に帰る」と知った多くの日本人からは、別れを惜しむ声が聞かれ、大きなショックを受ける人さえもいたと伝えた。

 その上で、日本人のパンダに対する熱狂ぶりは往々にして中国人を上回るとし、2017年12月に上野動物園の赤ちゃんパンダ・シャンシャンが初公開された際には1日400組2000人の抽選制が採用され、公開初日に1万8000組を超える応募があったとした。そして、幸運にも当選した人たちは当日、わずか2分間の「対面」のために2時間待ちの列に並んだのだと紹介している。

 また、2歳の誕生日を迎えた19年6月には、開演前から長蛇の列ができて最大3時間待ちが発生したとも伝えたほか、動物園側はシャンシャンのフンの大きさから2年の成長を振り返るというユニークな展示を行い、来場者たちはフンの匂いを嗅ぐという「貴重な体験」もしたと伝えた。

 記事は、多くの日本人にとってパンダはかけがえのない存在であり、パンダがいない生活は考えられないと紹介。「パンダにすっかり支配されている日本人は、今後もパンダを愛し続けることだろう」と結んでいる。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)