中国のポータルサイト・百度に17日、中国の就学前教育で日本から学ぶべきこととして「子供の手を適度に放すこと」を紹介する記事が掲載された。

 記事は、日本の幼稚園が中国の幼稚園に比べてより「原始的かつラフであり、見た目に安全ではなさそうな場所が多く見られることさえある」と紹介。子どもたちは砂場の上を思いきり駆けまわったり、木に登ったりしており、中国の親から見れば肝を冷やすような光景が繰り広げられるとする一方で、日本の教員や保護者は、子どもたちが少しずつ自分で自分の身を守り、何が危険かを判断できるようになると信じているのだと伝えた。

 そして、例えば木登りでは子どもたちが最初は簡単なところからチャレンジを始め、落ちないように気を付けながら注意深く少しずつ高いところに登っていくと紹介。木登りの技術を身に付ける時間に個人差こそあれ、子どもたちは最終的に自分の力でその技術を手に入れるともに、登る途中でケガをした子どもたちは「次にケガしないようにすればいいか」を考えるとしている。

 その上で、子どもたちが自ら失敗を繰り返す中で得る経験は、保護者がいちいち子どもに危険を知らせることで得られるものよりはるかに多く、自分でやってみてこそ初めていろいろなものが分かってくるのだと論じた。

 記事は、日本では幼児教育を社会に入る前の準備段階と位置付けており、子どもたちを過度に甘やかすことはせず、ある程度のリスクを残すことによって危険回避能力や自己保護能力を育てているのだと伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)