中国のQ&Aサイトの知乎にこのほど、「日本人は外国に対してどのような見方を持っているのか」と問いかけるスレッドが立ち上げられ、中国人ネットユーザーから様々な意見が寄せられている。

 このスレッドを立てた中国人ユーザーは、「英語をはじめとする外来語を積極的に日本語に取り込むなど、日本人は外国の文化を積極的に吸収しているように見えるが、一方で国産品を高品質の証として強く支持しているところを見ると、日本人の外国に対する見方には矛盾が存在しているように見える」と主張した。

 この矛盾について、別のネットユーザーからは「日本人は外国人や外国の文化に対して一定の憧れを抱いていると言えるが、だからといって外国に住みたいと思うほど『外国びいき』でもなく、住むなら日本が一番だと考えている」という意見が寄せられた。

 また、日本人のパスポートの所有率が20%台に過ぎないことや、海外で子どもを出産しても、その大多数は帰国して子どもに日本の教育を受けさせることから、「日本人は現実面では外国に憧れていないのではないか」と賛同する声も寄せられた。確かに中国では一時、子どもに米国国籍を取得させるために米国で出産するのがブームとなったこともあったが、日本人はこのようなことはあまりしなかったと言えるだろう。

 他にも、日本で生活した経験を持つ中国人は「日本では日本の文化がいかに優れ、外国人から羨望されているかを紹介するテレビ番組がある」と紹介し、日本人は海外に憧れるのではなく、外国人から羨望の目で見られていることに優越感を感じ、結論として「日本で暮らすのが一番だ」と考えているという意見も寄せられた。

 また、「バブル崩壊以前は、日本人が外国に憧れ、盲目的に外国を慕う傾向があったが、現在は理性的に外国を見ていると思う」と、日本人の考え方も変化してきたという声もあった。

 中国では他国に移住したがる人が多く、富裕層ほど移住の意欲が高いとも言われている。また、中国製品よりも日本製品など海外製品の方が高く評価され、より高額だ。こうした点から見て、中国では外国びいきの人が多いと言えるのかもしれない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)