中国のポータルサイト・百度に16日、ベトナム初のメトロ車両が10月上旬に日本から現地に運び込まれることになったとする記事が掲載された。

 記事は、ベトナム地下鉄管理委員会の情報として、来月5日にメトロ列車がホーチミン市第9区のロンビエン駅に到着し、10日に引渡しセレモニーが行われる予定であると伝えた。

 そして、日本が製造したベトナム初のメトロ車両は3両編成で、1両あたり全長61.5メートルで座席数は147となっており、930人の乗客を収容できるとしたほか、運行速度は地上部分で時速110キロ、地下部分で同80キロに達すると紹介している。

 記事によれば、現在ホーチミン市では8つのメトロ路線が計画され、現在1号線と2号線の工事が進んでいる。今回日本から納品される車両が使用されるのは1号線で、現時点で76%の工事が完了しているという。年内までに90%の工事が終わり、来年末には開業する予定とのことだ。

 同1号線は全長19.7キロで11の地上駅、3つの地下駅を持つ。記事は、この路線の総工費が46兆3000億ドン(約2100億円)に上ると伝えている。

 記事が紹介したホーチミンメトロ1号線車両は日立製作所が製造を受注している。日本国内での試運転の写真では、上部と中部に日本の爽やかな青い帯が入った車体を見ることができ、その外観は日本を走る地下鉄車両とほぼ同じだ。新型コロナウイルスの影響により車両の納品が少々遅れたようだが、この車両が現地の乗客を乗せてホーチミン市内を走る日が来るのが今から楽しみだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)