中国のポータルサイト・百度に16日、「日本ではどうして1枚のタオルを1000元で売れるのか」とする記事が掲載された。

 記事は、日本を代表するタオルブランドとして今治タオルを取り上げ「高品質の代名詞であり、単に生産されたタオルだけでなく、そこに含まれる職人気質こそに大きな価値があるのだ」と紹介。今や日本だけではなく、世界的にも高い認知と評価を得ており、プチ贅沢と高級の代名詞になっているのだと伝えた。

 そして、今治タオルの高い品質を支える要素の一つとして、製造工程で大量に用いられる水の良さに言及。「タオルの良しあしは、選ぶ材料の質とともに、生産時に使う水にも影響するのだ」とし、高縄山系から流れる蒼社川の清らかな水が、タオルの自然な風合いを生むのに大きく貢献していると説明した。

 また、タオルの材料である綿花も高級な超長綿が用いられ、十分な白さとともにまるで雲の中にいるかのような柔らかい肌触りを実現しているとしたほか、タオルの使い心地を大きく左右する吸水性についても「5秒以内に沈み始めないと不合格」という厳しいルールを設けて製造されているのだと紹介している。

 記事は「高品質であれば自ずと価格は高くなる。それゆえ1000元(約1万5000円)の値段でも売れるのである」と伝えるとともに、肌に触れる機会が最も多い製品であれば高品質な物を選ぶ価値は十分にあるうえ、長く使えることを考えればそのコストパフォーマンスも決して悪くないのだと紹介。そして最後に「高級なものには、値段が高い以外の欠点はない。一方で安物には値段が安い以外に長所が見つからないものなのである」という「格言」を残した。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)