世界全体に対して、政治的にも経済的にも大きな影響力を及ぼす国家を「超大国」というが、日本はこの「超大国」となり得るのだろうか。中国メディアの百家号は11日、「日本は次の超大国にはなれない」と主張する記事を掲載した。

 記事はまず、次の超大国について「今世紀末には現れる可能性がある」と紹介。しかし「それは日本ではないはずだ」とした。日本は経済大国なのになぜ次の超大国にはなれないのだろうか。その理由は「国土面積でも、人口でも、軍事力でもない」という。

 記事は、日本は決して小さな国ではなく、埋め立て地や世界中に購入した土地を含めると、むしろどんどん広がっていると指摘。軍事力は軍を持たない割には相当強く、米中ロほどではないが、インドよりも強いかもしれないと評価している。

 では何が問題で超大国にはなり得ないのなのだろうか。記事は「日本は各方面の力が不均衡」なためだと分析。日本は経済がとびぬけていて、軍事面、科学技術面もかなり強いが、他の分野はそれほどでもないためいびつなのだという。「足を引っ張っている」分野があるため、超大国とはなれないとし、特に人口は「超大国」になるうえでは少なすぎると論じた。

 では、次に超大国になる可能性が高いのはどこの国なのだろうか。「可能性が最も高いのは中国とロシア」だそうだ。人口、地理、資源の揃ったインドにも可能性はあるが、国内の安定と宗教問題がネックになると分析している。

 中国人は「超大国であるかどうか」に非常に興味があり、重要な問題なのだろうが、現代の日本人のなかで「日本が超大国であってほしい」と思っている人はほとんどいないのではないだろうか。超大国を目指すかどうかはさておき、日本はこれからも着実に発展を遂げていくに違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)