日本は森林率が約7割という森林大国である。世界の森林率の平均31%を大きく超え、先進国のなかでは日本はフィンランドに次いで2番目に森林の多い国となっているそうだ。中国メディアの網易は9日、「日本は島国なのになぜ森林資源強国になったのか」と題する記事を掲載した。

 記事はまず、日本が森林という点では「資源強国」なのが意外だと紹介。少子高齢化で人口が減っていて、石油、石炭、天然ガスといった資源にも乏しいからだという。この3つの化石燃料はほぼ中東などからの輸入に頼っており、2017年の日本のエネルギー自給率は9.6%で、かなり低い水準になっている。

 ではなぜ日本の森林資源は豊かなのだろうか。記事は、四季がはっきりしていて雨の多い日本の気候や、戦後の植林のおかげもあると紹介している。日本は戦後の50年間で人工林が30%も増加したと言われている。森林蓄積もここ50年間で2.8倍も増えている。

 記事は、森林資源が豊かにもかかわらず日本人は森林を大切にしていると紹介した。日本ではリサイクルが盛んで、使用済みの木材を新聞紙などに形を変えて世の中に送り出していると伝えた。学校でも環境保護の大切さを教えていて、何事も「無駄にしない」日本人の良さが表れていると称賛した。

 確かに、日本の森林資源は豊富にあるといえるだろう。中国の北西部などと比べると大きな違いであり、これは中国人がうらやむ点なのかもしれない。日本の林業にも改善点はあるものの、中国向けなどの輸出も増えており、豊富な資源を生かして日本の林業はこれからも安定した発展を遂げていくことだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)