日本は「いずも型護衛艦」を事実上の空母に改修し、運用する計画だが、中国メディアの百家号はこのほど、「中国は日本の野心に対して常に警戒しておく必要がある」と主張する記事を掲載した。

 記事は、海上自衛隊の「いずも型護衛艦」について、「日本は護衛艦などと主張しているが、もともと軽空母と呼んでもおかしくないほどの大型艦艇だった」と主張し、さらにフランスの原子力空母であるシャルル・ド・ゴールの速力は最大27ノットであるのに対し、いずも型護衛艦は最大30ノットとかなりの速度が出ると指摘し、「さまざまなデータを見れば、いずも型護衛艦は現時点で既に空母と遜色ない存在であることがわかるはずだ」と論じた。

 一方、いずも型護衛艦の満載排水量がたったの2万6000トンほどしかないのは「不可解である」とし、この数字は信用できるのかと疑問を呈した。なぜなら米国の強襲揚陸艦「アメリカ」はいずも型護衛艦とサイズこそほとんど同じなのに、満載排水量が4万トンを優に超えていると指摘し、いずも型護衛艦の満載排水量は当初から故意に抑えられていたのであり、「これは当初から空母化が念頭にあったためではないか」と主張した。

 続けて記事は、日本は第2次世界大戦の時点から一定の軍事力を持っていた国だと主張し、近年は米国の戦略的ニーズから日本の軍事力は再び上昇傾向にあると主張。日本は資金が十分にあるうえ、米国から技術的な支援も得られる状況にあるとし、「日本はいずも型護衛艦の空母化が他国の利益や安全を脅かすことはないと主張しているが、中国は日本の野心に対して常に警戒しておく必要があるのは明白である」と論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)