日本ではF2戦闘機の後継となる次期戦闘機の開発を進めており、次期戦闘機は2035年をめどに配備される見通しだが、次期戦闘機開発を進めているのは日本だけではなく、韓国も同様だ。

 中国メディアの百家号は11日、韓国航空宇宙産業(KAI)による次世代戦闘機(KFX)の開発が順調であることを伝えつつ、KFXの試作機の組み立てが2021年上半期にも完成する可能性があると伝えた。

 記事は、KFXの開発について「紆余曲折を経て、ここまで辿り着いた」と伝え、韓国は2001年にKFXの開発計画を打ち出していたが、さまざまな問題に直面し、2012年には一度は開発が中断される危機に直面したと紹介。しかし、その後はインドネシアによる開発費用の負担や米国やイスラエルなどの技術協力を得て、ようやく試作機の組み立てがまもなく完成する段階までこぎつけたことを強調した。

 続けて、KFXは2022年に初飛行を行う計画であり、26年には韓国およびインドネシアに配備されることになっていると伝え、レーダーは韓国が開発したAESAレーダーが搭載されるが、エンジンには米GEアビエーションのF414エンジンが使われるなど、搭載される技術の多くを「他国からの調達」することで解決していると論じた。

 一方で記事は、他国から調達した技術がどれだけ使われていようと、KFXは韓国が開発した第5世代戦闘機と呼ぶことができるのは間違いないと指摘。また、KFXの開発における進捗は圧倒的に日本の開発計画を上回っていると指摘し、このまま開発が順調に進めば「韓国は日本を差し置いて、世界で4番目に第5世代戦闘機を開発した国になり、アジアでは中国に次いで2番目に開発に成功した国になるだろう」と主張した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)