急速な経済発展を遂げている中国だが、日本人の中国へのイメージはいまだ昔のままであまり変わっていない。中国メディアの百度は日本人がまだ中国人を誤解していると思われる3つの点を取り上げ、掘り下げている。

 一つ目は、「中国では昆虫を食べる」というもの。近年注目されている「昆虫食」だが、中国は地域によっては以前から昆虫を食べる習慣があった。とはいえこのイメージも「どんな昆虫でも食べる」というのは誤りだ、とのこと。「中国で一般的に食べられているのは蚕の幼虫だ」ということ。「昆虫は食べるが、どんな昆虫でも食べるわけではない!」と主張している。

 二つ目は「中国人はお茶ばかり飲んでいる」というもの。たしかに、中国では町中にミルクティーショップがある。そうしたイメージから多くの日本人は「中国人はお茶やミルクティーばかり飲んでいる」とのイメージがある。このイメージについて、「たしかに人によっては日本人が思う以上にミルクティーばかり飲んでいる人もいる。一日三倍以上もミルクティーを飲んでいる人もいる」とコメントし、認めている。

 三つ目は「中国人は礼儀がない」というもの。このイメージについては「当たっている部分もある」と素直に認めている。「一般的に中国人のマナーは、礼儀正しい日本人に比べれば“失礼”と見られるだろう」とコメントしている。というのも、中国には「友人同士であまり遠慮をし過ぎるのはかえって失礼」という見方がある。日本の「親しき中にも礼儀あり」という見方とはいくらか異なっている。

 上記の三つの点はどれも「日本人の中国人イメージは“あたらずとも遠からず”」というものだった。結論として記事は「もちろん広い国土を持つ中国をすべてひとくくりにして“中国はすべてこうだ”と決めてかかることはできない。中国の文化は奥深く、表面的なイメージだけでは語れない」と述べつつ、日本人が持っている中国への良くないイメージもある意味で事実、と認め「今後時間をかけてイメージを変えていかなければならない」とまとめている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)