日本の文化や習慣のなかには中国からもたらされたものも多いため、日中には似かよった習慣や風習が少なからず存在している。だが、日中で真逆の意味を持つ習慣も存在し、似通った文化があるだけに、違いも鮮明になる傾向がある。

 中国のQ&Aサイトの知乎にこのほど、「日本と中国で異なっている習慣や風習にはどのようなものがあるか」と疑問を投げかけるスレッドが立ち上がり、多くのネットユーザーたちが議論を交わしている。

 ある中国人ネットユーザーは、日本と中国では人間関係の距離感や、タブーの話題という点で大きな違いがあると指摘し、「中国人は初対面でも給料はどれくらいなのか気軽に尋ねるのに対し、日本人は友達同士であっても給料や年収を話題にすることは少ない」とのコメントを寄せた。確かに中国人と接した経験がある人であれば、給料や家賃、また私物の値段を「唐突」に尋ねられ驚いた経験があることだろう。

 また別のユーザーからは、「中国人の氏名は漢字だけを見て性別を判断するのは難しい場合も多いが、日本人は名前を見れば性別が分かる」、「中国人女性は外であまり酒を飲まないが、日本人女性は外でも酒を飲む」、「日本人は割り勘での支払いを好むが、中国人は割り勘を嫌う」、「日本では慶事の際に花輪を送るが、中国では葬式の際に花輪を送る」、「中国では結婚式の際の祝儀は偶数の金額で送るのがマナーだが、日本では奇数がマナー」という違いを指摘するコメントが寄せられていた。日本では結婚式の祝儀は「割り切れない」奇数の金額が良いとされるが、中国では偶数であれば「対になっていて縁起が良い」と考え、結婚式の祝儀は偶数がマナーとなっている。

 他にも、「日中では食習慣が大きく異なっている」と指摘するユーザーも多く、「中国では大皿に盛られたおかずを大勢で囲み、自分の箸で取って食べるが、日本では個々に取り分けられて提供されることが一般的だ」とのコメントがあった。また、「中国ではご飯、餃子、ラーメンはすべて主食とみなされているが、日本ではご飯、餃子、ラーメンがセットで提供されることも珍しくないが、これは中国人からすれば驚きの組み合わせ」との声も見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)