中国メディア・中国新聞網は10日、かねてより日本とのつながりが深く、多くの日本企業が投資を行っている江蘇省無錫市が、日本企業とのさらなる関係強化に乗り出していることを報じた。

 記事は、同市で10日に「日本と無錫の友好交流プラットフォームを構築し、地域産業チェーンの連携を強化する」ことを主旨とした「無錫・日本産業チェーン連携大会」が開かれたと紹介。大会にはみずほ銀行、三菱UFJ銀行、トヨタ、ソニー、日立、三井住友、野村総研、三菱化学、ブリヂストン、村田製作所、AGCなどの大手を含む日本企業116社が招待され、230人あまりが参加したと伝えた。

 その上で、無錫が長江デルタ地域に名だたる「日本資本の高地」であるとし、昨年の同市における外資企業納税額トップ10に日本企業が最も多く入ったと紹介したほか、経済面での交流だけでなく文化的な交流も長きにわたり積み重ねていると説明。1986年に日本で発表された歌曲「無錫旅情」が今なお歌い継がれ、87年に設けられた「日中桜友誼林」によって無錫が世界的にも有名な桜の観賞地になったしている。

 さらに、同市は明石、相模原、松坂、豊川、藤岡といった日本の多くの都市と友好都市関係を結んでおり、特に今年の新型コロナウイルス感染拡大に際しては互いに物資を送り合う心温まる光景が繰り広げられたことを紹介した。

 記事は、日本の集積回路、機械製造、自動車工業といった分野の強みが、同市が目指す発展の方向性と非常にマッチしており、今後さらに同市と日本企業との連携、協力が深まることになるだろうと報じた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)