アジアはかつてほとんどの国が植民地にされた歴史を持つが、日本は植民地化されなかった珍しい国だと言えるだろう。しかし、植民地支配を受けなかったのは日本だけではない。中国メディアの百家号は9日、アジアで植民地化されなかったのは「日本、中国、タイ」の3カ国だけだったとして、その理由を分析する記事を掲載した。

 まず中国はインドと違って「統一していた」ことが大きな要因だと分析。同じ大国でもインドは分裂していたため英国に飲み込まれたのだという。英国は中国も狙ったが、中国は大きすぎて英国から遠かったため全力が出せなかったと分析している。ただ、19世紀末に中国は各地を列強などによって分割され半植民地化されており、「中国が植民地化されなかった」と言えるかは疑問だ。

 日本については、黒船到来というピンチがあったが、倒幕と明治維新が続き、英国やドイツから進んだ文明を学んで自分のものとしていったと記事は分析。順調に改革を進めることができたのは、隣に清という大国があっていわば「盾」になったためでもあると主張した。

 タイが植民地にならなかった理由について記事は「タイミングが良すぎた」と紹介。タイの左右の国はそれぞれ英国とフランスが植民地にしていたが、間にあったタイは英仏が衝突を避け緩衝地帯として残されたため、植民地にならずにすんだと分析した。また、「外交のうまさ」にも助けられたと伝えている。中国はともかく、日本とタイはアジアの中でも例外的に植民地を免れた国であるのは間違いない。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)