日本と中国はビジネス上のつながりも深く、中国へ赴任している日本人も多い。実際に中国に行くようになり、当初中国に抱いていたイメージが変わったという人もいるようだ。中国メディア百度は同僚の日本人が率直に語った中国へのイメージの変化について紹介している。

 まずは、中国に住んでみてよかった点。料理がおいしく、中国各地であらゆる料理がリーズナブルな価格で楽しめる点。また、食料品の価格が比較的安いというのも、日本人にとってはうれしい点だ。例えば、中国ではスイカ一玉30元(460円)程度で買える。さらに、中国での赴任中は日本のように残業も多くなく、社内でのイジメやパワハラなどぎすぎすした雰囲気もなく自由な雰囲気だったと感じる日本人も多いようだ。多くの日本人が中国への渡航前は「中国は30年ほど遅れている」と思っていたが現実はそれほど遅れていることもなく、むしろ想像以上に発展していると感じたようだ。

 次に相変わらずイメージが悪かった点。まずは食の安全や清潔さ。レストランなどでも食器が十分に洗われていないことすらあり、中国の食品の安全に関するネガティブな報道が後を絶たない。また、中国の交通事情も日本人には「恐ろしい」と感じる点だろう。交通法規が守られず、電動自転車が街を爆走している。また、電車やエレベーターで大声で話すなど、公共の場所でのマナーの悪さも日本人には耐えられないと感じるだろう。

 とはいえ、中国で働く日本人の中国へのイメージは概ね良好と述べている。中国で働く日本人の多くは中国に関する否定的な報道や言論よりも、まずはビジネス上の関係を優先して考えている。記事はまとめとして、「日本は国民全体が豊かで、中国はまだまだ日本のような発展には達していないのは事実」と述べ、日本人が中国で感じるイメージの悪さは中国の発展の歴史と関係がある、と結論付けている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)