中国のポータルサイト・百度に4日、「どうして写真で見る日本はとてもきれいで、透明感があるように見えるのか」とする記事が掲載された。

 記事は、中国国内の著名な質問サイトにこのほど「どうして写真でみる日本はあんなにきれいで、透明感があるのか」という質問が書き込まれたと紹介。日本にだって汚くて透明感のない場所を探そうと思えばある一方で、日本を訪れたことのある観光客の多くは「日本で何の気なしにシャッターを切ると、フィルター要らずで透明感のある写真が簡単に撮れる」との感想を残すのだと伝えた。

 その上で、日本でも数十年前には工業地帯を中心に非常に空気が汚い時期があったとし、当時の上空の様子を撮影した写真を掲載。日本は地道な汚染対策措置を講じ、政府、企業、社会が環境の浄化に積極的に取り組んできたことで、現在の「透明感」を実現したことを説明している。

 また、今の日本ではゴミの分別が厳格に行われていること、建築現場では灰塵が周囲に飛散しないように足場の外側が幕などで覆われていることなど、美しい生活環境を守る取り組みが日常的に行われているからこそ、何気ない風景をカメラに収めた時の透明感が生まれるのだとも指摘。「他国の進んでいる部分は学ぶに値する。自尊心など気にする必要はないのだ」と結んだ。

 深刻な大気汚染の状況が世界的に取り沙汰されてきた中国も、政府による強制力の高い環境改善措置が次々と講じられたことにより、徐々に汚染が改善されているようだ。もちろん環境改善はなおも道半ばではあるが、中国でも何気なく「透明感」のある写真が撮れるようになる日も、そう遠くはないかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)