中国のポータルサイト・百度に4日、「こんな中国サッカーでは、20年かかっても日本を追い抜くことは不可能だ」とする記事が掲載された。

 記事は、4日夜に中国スーパーリーグ第9節の上海申花と深セン佳兆業の試合が行われ、深センが何度もチャンスを作りながら得点できず、0-0の引き分けに終わったと紹介。リーグの4位、5位の戦いは当初熱戦が期待されたが、主審のレベルの低さによって支離滅裂な試合になったとした。

 そして、唯一盛り上がったのは、試合終了間際に深圳のFWジョン・メアリー選手が上海申花の監督に暴言を吐いたとして退場処分を食らい、満面の笑みを浮かべながらピッチを後にしたシーンぐらいだったと皮肉気味に伝えた。また、中国人選手は試合を通してパスミスを連発し、レベルの低さを露呈したことを紹介している。

 記事は、1980年代にはアジア一流の実力で、日本さえも上回っていた中国サッカーが、90年代以降の日本の台頭が始まると完全に置いて行かれるようになったと指摘。日本が98年大会以降全てのワールドカップに出場しているのに対し、中国は2002年に一度出場したきりである上、1ゴールも決められていないとした。

 その上で、中国代表が強くなるためには国内リーグのレベルこそが基盤になるにもかかわらず、現在の試合内容を見ると「支離滅裂な内容ばかりで、1試合の中で意味のある時間はせいぜい40~50分」という体たらくであるとし、「こんな試合でどうやって若い選手を育てようというのか」と不満をこぼした。

 そして、中国サッカー界は現在、W杯に再び出場すること、そして日本に追いつき追い越すことという2つの大きな目標を掲げていると紹介。前者については26年に出場枠が拡大されることで近いうちの実現が可能だとする一方、後者の目標については「あまりにも難しすぎる。20年では間違いなく追いつけない」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)