日本のサービス業は質が高いと称賛されているが、さらにすごいのは、「チップ」の習慣がなくても高い質を保てるということだろう。中国メディアの百家号は3日、日本におけるチップの習慣に関する記事を掲載した。

 日本は一般にチップの習慣がない国として知られている。それは中国でも同じだが、欧米では大抵チップの習慣があるのは言うまでもない。では、日本ではチップを渡すことはないのだろうか。記事は、チップの習慣がないのではなく「外国人が日本ではどうやって渡すのかを知らないだけだ」と伝えている。

 その例として、記事の中国人筆者は自身が日本の旅館に宿泊した時に渡した「心付け」を紹介。日本のホテルではチップを受けない代わりにサービス料という制度があるため、チップを渡す必要はない。しかし記事は、感謝の気持ちを示す方法として「心付け」を渡すことは可能だと紹介した。筆者は日本の旅館で、息子が試験に合格したことを知った従業員が一緒に喜んでくれて、ジュースをサービスしてもらうという経験をしたことがあるそうだ。その旅館のサービスに感動して「心付け」を渡して帰ってきたと伝えている。
 
 ただ、日本では西洋とは渡し方に違いがあるとも付け加えている。日本人はきれい好きなので、渡すならば新札を用意するのがより好ましく、お金をそのまま渡すのは失礼にあたるため、袋を用意しておいて渡すか紙に包むと良いとアドバイスしている。

 記事の中国人筆者は、質が非常に高い日本のサービス業に対し、何か見える形で感謝を示したかったのだろう。日本人の感覚としては、どんな仕事でも給料をもらって働いている以上はチップの必要性を感じないものだが、感謝の気持ちを示したいと思うのは素晴らしいことではないだろうか。いずれにしても、日本のサービス業は中国人筆者のように心付けを渡したくなるほど、感動的に質が高いようである。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)