多くの中国人の高齢者が退職後にすることと言えば「孫の世話」だ。中国では子どものいる若い夫婦が子供を親に預けて共働きをするケースは珍しくない。一方、日本では孫の世話に生活の大半の時間を費やす高齢者はそれほど多くない。では、一体日本人は老後をどのように過ごしているのか。中国メディア百度が3日付けの記事で高齢者の生活について紹介している。中国メディアが「うらやましい」と感じる過ごし方とはどのようなものか。

 まず記事は、「経済的に十分な備えのある高齢者には」と前置きしつつ、「退職後に幸せな第二の人生が始まる」と述べている。では、その第二の人生の過ごし方とはどのようなものか。中国メディアは「日本の高齢者は孫の世話を中心とした人生を送らず、まずは自分への投資を中心にして人生を送っていく」と紹介している。そもそも、日本人は「子供は親が育てるもの」という考え方が根強くあり、高齢者に孫の世話を押し付ける親は多くはないのだ。

 では、具体的にどのように自分に投資していくのか。「多くの高齢者は趣味に没頭する生活を始めていく。それまでの人生で、しっかりと健康管理をしてきた高齢者は、スポーツを楽しむ体力も残っている。健康維持のため引き続き毎日運動し、趣味のために時間を使っている」と紹介している。

 記事はまとめとして、「これまでの人生の中で会社や家族のための自分を費やしてきた人々が、老後には自分に目を向けて趣味や旅行などに時間とお金を使う生き方を選ぶ人が多い」と述べている。記事は「老後にこんな日本のお年寄りのような過ごし方ができたら年をとるのも悪くない」と結論付けている。

 超高齢化社会へと突き進んでいる日本は、高齢者の先進国とも言える。高齢者の人生の楽しみ方の面でも「学ぶことが多い」ということだろう。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)