中国のポータルサイト・百度に3日、日本人の食に対するこだわりが食べ物の浪費につながっているとする記事が掲載された。

 記事は、近ごろ「日本では食材の浪費が非常に深刻」という報道をしばしば目にすると紹介。その背景には食に対するさまざまなこだわりや厳しい要求があり、食卓に出されることなく捨てられてしまう物が多く発生してしまうのだと伝えている。

 そして、日本の市場では果物や野菜に厳しい選別基準が設けられており、何らかの理由で傷が入ったり形が悪くなったりしたものは流通する前に不合格品として弾かれ、廃棄処理されてしまうと説明。形や見栄えがいいものだけが残されるため、資源の浪費が起きるのだとした。

 さらに、日本の料理は分量が少ない一方で、作るために用いる食材の種類はかなり多いと指摘。料理を作るために用意された食材の全てを必ずしも使い切るわけではないこと、調理技術においても「少なくて精緻」が求められることから、食材のロスが発生する可能性が高いとの見解を示している。

 このほかに、日本の小売店舗でも食品の鮮度に対する厳格な管理規定があり、一般的に「最もおいしく食べられる期間」が過ぎると廃棄されるシステムとなっていることが、日本に大量の食品ロスを発生させる一大要因になっていると伝えた。

 中国では先月、食品の浪費を減らすべく料理の作り過ぎや注文のし過ぎを止めるよう呼びかける大々的なキャンペーンが始まった。浪費を防ぐ意識を高めることは、環境にとっても資源を守るうえでもプラスに働くことだろう。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)